世界最南端の都市 Ushuaia
★3月30日★
やっとこさ手に入れたアルゼンチン航空のチケットで
世界最南端の都市Ushuaia(ウシュアイア)に到着
南極圏まで1250KM
今まで生きてきた中で最も南極に近づいた瞬間
そして、ついに念願のパタゴニアの大地へ足を踏み出した瞬間でもある
こんなに近くにいるのだからと、思い切って南極に行きたかったのだが
南極クルーズ30万〜40万・・・って出せるか!!!!
誰か(父さん・母さん)奢ってくれないかくれないかしら・・・
誰か『拓二を南極へ基金』集めてくれないか・・・
などなど考えててみるが現実的ではない
と言う事で、得意のお金のかからない遊びをすることに
これからパタゴニアを北上して行く途中にある
パイネ国立公園・ロス・グラシアス国立公園・アウストラル街道
の各地で行われるトレッキングの予行練習として
ある晴れた日に、近くの山に一人で登ることに



道しるべはこの黄色いマーク、これを見失ったら・・・遭難するw


これも道しるべ?だけどいまいち見方がよくわからん

とにかく黄色を見失わないように
川を越え


誰かが作ってくれた足場を越え

前日の雨でドロドロになった足下に注意しながら
靴が防水ではないので十二分に足下に注意しながら
・・・目印見失う
来た道を引き返すこと多々
2時間ほどで町を見下ろせる場所にたどり着く


パタゴニアの短い夏が過ぎ、寒くなってきていた
そのおかげで紅葉の時季に訪れることができた



ここら辺からが森林限界線、これより上はどんどん木が短くなって行き
そして育たなくなり、岩だらけの山となって行く

この森林限界線を越えてからが大変だった
『パタゴニア地方は別名「嵐の大地」と言われ
「羊が風で飛ばされる」という噂もあるくらいの強風が吹き荒れる
ひどいときは人間がまっすぐ前へ進めないくらい風が強い』
とネットで書いてあったのだが、あくまで噂だろうとナメていた
今まで歩いてきた道は木が生えていたので大丈夫だった、木が守ってくれていたのだが
森林限界線を越えてから風を遮る物が無くなった瞬間から台風の中を歩いているみたいだった!!
ウィンドブレーカーが風を受けて、時には前に進めず四つん這いになって
・・・コレヒツジトブワと思いながら
風が弱まるタイミングで少しずつ登って行く

頂上で出会ったオランダ人
コイツを見れば分かってもらえるだろうか?
風に対してちょっと斜めにならないとひっくり返ってしまうのだ

そしてコイツ何をしているかというと、
この強風の中で
立っているのもやっとの強風の中で
風の音しか聞こえない強風の中で
右手に持ったデジカメに動画で自分撮りで
今いる状況を録画しているのである
絶対に風の音しか入っていないのに
俺に気づいたコイツと初めて交わした言葉は
「Hello」でも「Hola」でもない
「Too dangerous」だった
そして別れ際に交わした言葉は
「 be careful」だったw
こんな場所に長時間も居れないのでさっさと下山
俺を守ってくれる木々たちの所までたどり着き一安心
気持ちにも余裕が出てきた

そして今度は迷わないように気をつけ
泥道を越え、川を越え



落ち葉が敷かれた道を町まで戻るのであった

やっとこさ手に入れたアルゼンチン航空のチケットで
世界最南端の都市Ushuaia(ウシュアイア)に到着
南極圏まで1250KM
今まで生きてきた中で最も南極に近づいた瞬間
そして、ついに念願のパタゴニアの大地へ足を踏み出した瞬間でもある
こんなに近くにいるのだからと、思い切って南極に行きたかったのだが
南極クルーズ30万〜40万・・・って出せるか!!!!
誰か(父さん・母さん)奢ってくれないかくれないかしら・・・
誰か『拓二を南極へ基金』集めてくれないか・・・
などなど考えててみるが現実的ではない
と言う事で、得意のお金のかからない遊びをすることに
これからパタゴニアを北上して行く途中にある
パイネ国立公園・ロス・グラシアス国立公園・アウストラル街道
の各地で行われるトレッキングの予行練習として
ある晴れた日に、近くの山に一人で登ることに



道しるべはこの黄色いマーク、これを見失ったら・・・遭難するw


これも道しるべ?だけどいまいち見方がよくわからん

とにかく黄色を見失わないように
川を越え


誰かが作ってくれた足場を越え

前日の雨でドロドロになった足下に注意しながら
靴が防水ではないので十二分に足下に注意しながら
・・・目印見失う
来た道を引き返すこと多々
2時間ほどで町を見下ろせる場所にたどり着く


パタゴニアの短い夏が過ぎ、寒くなってきていた
そのおかげで紅葉の時季に訪れることができた



ここら辺からが森林限界線、これより上はどんどん木が短くなって行き
そして育たなくなり、岩だらけの山となって行く

この森林限界線を越えてからが大変だった
『パタゴニア地方は別名「嵐の大地」と言われ
「羊が風で飛ばされる」という噂もあるくらいの強風が吹き荒れる
ひどいときは人間がまっすぐ前へ進めないくらい風が強い』
とネットで書いてあったのだが、あくまで噂だろうとナメていた
今まで歩いてきた道は木が生えていたので大丈夫だった、木が守ってくれていたのだが
森林限界線を越えてから風を遮る物が無くなった瞬間から台風の中を歩いているみたいだった!!
ウィンドブレーカーが風を受けて、時には前に進めず四つん這いになって
・・・コレヒツジトブワと思いながら
風が弱まるタイミングで少しずつ登って行く

頂上で出会ったオランダ人
コイツを見れば分かってもらえるだろうか?
風に対してちょっと斜めにならないとひっくり返ってしまうのだ

そしてコイツ何をしているかというと、
この強風の中で
立っているのもやっとの強風の中で
風の音しか聞こえない強風の中で
右手に持ったデジカメに動画で自分撮りで
今いる状況を録画しているのである
絶対に風の音しか入っていないのに
俺に気づいたコイツと初めて交わした言葉は
「Hello」でも「Hola」でもない
「Too dangerous」だった
そして別れ際に交わした言葉は
「 be careful」だったw
こんな場所に長時間も居れないのでさっさと下山
俺を守ってくれる木々たちの所までたどり着き一安心
気持ちにも余裕が出てきた

そして今度は迷わないように気をつけ
泥道を越え、川を越え



落ち葉が敷かれた道を町まで戻るのであった

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Posted on 2013/04/19 Fri. 04:39 [edit]
category: 俺@Argentina
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